僕の日々

公務員から農業への転職を機に始めたブログ。自分のことをだらだらと綴っています。

布団からの脱却

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 起床する時間が遅い。起きて仕事の準備をしたら、ちょうど出発時間である。

 過去に、早起きをしていた時期があったが、その習慣は冬の訪れとともに消え去っていった。寒さには勝てなかったのである。布団のぬくぬくとした誘惑。昼間活動しているときはへとも思わないが、目覚めの瞬間では何とも甘美で抗いがたかった。あれほど幸せを感じる時はない。まるで麻薬である。そして、麻薬というだけあって、副作用も大きい。自分の余裕が蝕まれるのである。ヒゲを剃る時間、朝ごはんを食べる時間(といっても、僕は青汁を飲むだけだが)、ゴミ出しをする時間等々、それら全てに制限が設けられてしまう。結果、のんびりとした心持ちにはなれず、余裕という概念が、朝、僕の中で消滅する。もちろん仕事にも行きたくなくなる。

 ダーマ神殿で転職をした今、そんな気分で新たな職場へ通うのはゴメンだ。桜も咲き、小鳥が歌う季節にもなった。日本は、布団が猛威を振るう魔の冬から脱したのである。ここで一発、早起きを自分のものにしてしまおう、というわけである。僕は布団からの脱却を目指す。

 目標は朝の5時起き。普段の就寝時間が夜の10時なので、睡眠時間は7時間と申し分ない。これまでが長すぎたのである。7時起き、つまり、9時間。いくらなんでも長い。しかし、当時の精神的疲労を回復させるには必要な時間だったのかもしれない。これだけ寝ても、仕事には、布団の麻薬を抜いても行きたくなかった。懐かしく、切ない思い出である。

 いきなり、5時でいけるだろうか?第一歩のハードルが高すぎはしないだろうか?

 では、こうしよう。7時までに起きられたら良しとするのだ。もちろん5時でもよい。その場合はスタンディングオベーションもの。僕はスターになれる。

 大切なのは、続けることだろう。何事も習慣づけるといつまでも苦にならなくなる、とよく本にも書いてある。今まで、読むだけで行動しなかったが、これもブログを始めたついでである。行動してみよう。

 自分で忘れないために、ブログ記事に起床時間を書いておこう。ちなみに、今日の起床時間は7時である。はてさて、どうなるだろうか。