僕の日々

公務員から農業への転職を機に始めたブログ。自分のことをだらだらと綴っています。

朝とポロシャツとコーヒー

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 目標にはまだ遠いものの、昨日よりも早起きをすることができた。6時5分である。出勤までに1時間も空いた。洗顔、身支度、朝食、ゴミ出しを終え、今コーヒーを傍らに置いて、ブログをカチカチと書いている。外は薄曇りで、まっすぐに日光を浴びることはできないが、朝特有の爽やかな空気を感じている。うむ、悪くない。昨日の策略は成功である。自分にしてやったり、というよい気分である。

 ところがここで問題が一つ出現した。それは服装が残念なのである。今来ているものは、ヨレヨレのポロシャツとジャージである。仕事着なので、これをとりあえず着ているのである。

 着心地が悪いわけではない。肌触りはソフトで気持ちよく、ストレッチ素材のため、今すぐにでも運動を始めることができるほど機能的だ。しかし、見栄えが気持ちよくない。僕が抱く、大人というイメージは、清潔で品のあるシャツ、シワのないチノパン(のようなスマートなズボン)爽やかな朝日に照らされながら、微笑みながらコーヒーすする。その顔には余裕と幸せが満ちている。それが、理想の自分像である。しかし、今の自分はどうだろうか。よれたポロシャツ、紺のジャージ、とりあえず着ましたよとさも言わんばかり。外は薄曇りで太陽の光は鈍い。コーヒーカップには前に飲んだ青汁の粉がうっすらとあり、カビのようにも見える。2分おきにぶーぶーと鼻をかみ、ティシュを撒き散らしている。これでは、連勤明けの休日に、だらだらネットサーフィンをする、未婚の中年男性である。

 これではせっかくの早起きも、がっかりである。気持ちよく文章を綴ることなどできず、おもしろ画像を探すことに従事してしまいそうである。自分がなりたいものではないぞ。

 では、どうするか。今考えうるのは、仕事に行く前はお気に入りの服で過ごす、という方法である。着替えが一回多くなるので手間ではあるが、残念な中年男性になるよりはよいだろう。気持ち良い朝のひとときを迎えたいのだ。さらに、もっと早く起きる必要がある。お気に入りの服になっても、10分でまた着替えて出勤では、馬鹿らしいからである。

 僕は、昨日よりも一歩前進した。一日ではあるが、新しいことをしたのだ。これはよいことである。停滞は退化と、前職の上司が行っていたように。僕は、自分の生活を進化させるのである。

 

 起床時間:6時5分

 明日はもう少し早く起きることができたら、褒めてやろう。

 

 体重:63.4キロ

 全然変わらない、睡眠をとるだけで痩せればいいな、と思うが、それでは風邪をひいた時には餓死してしまう。